抜いて、貼って!型抜きシールのデータ作成方法

シール・ラベル印刷

新たにシールやステッカーを作ろうとお考えの皆さまへ。

「絵柄にそった形状で仕上げたいけど、カットラインのデータってどう作ったら良いかわからない」
「ダイカットシールを作りたいけど、どのくらい複雑な形まで対応できるの?」
…など、
尽きないお悩みにお答えします!

これをみれば変形カット仕上げだって怖くない!
オリジナルのシールは、ぜひ「型抜き」をしてみませんか?

■基本的な「型抜き」データの作り方

型抜きのデータを作成する際は、
デザインを配置したレイヤーと、抜き型データのレイヤーは分けてあるとGoodです。
抜き型の細かさや尖り具合・曲がり具合等によって
刃型作成の可否や価格も変わりますので、
データを見ながら事前にお打ち合わせができれば
より正確な価格提案が可能になります。

■「抜き型」データ作りのコツ

その①絵柄と抜き線までの距離は1mm以上をキープしましょう。

型抜きが絵柄と干渉しなくて安心です。

その② 各ピースのぬりたしは1mm以上つけましょう。

ぬりたしがあることで、意図しない絵柄がピース内に入ることを防止します。

その③ ピースとピースの間隔は2mm以上あけましょう。

これ以上狭くなると、抜型を作ることが難しくなってしまいます。

その④ 鋭角な部分、特に食い込む部分の角は丸くするとGoodです。

尖ったままだと、シールをはがすときにその部分から裂けてしまうことがあります。

その⑤ ピースから仕上がりまでは3mmから5mmはスペースを空けましょう。

その⑥ 全抜き※1と半抜き※2では再現できる仕上がりの複雑さに違いがあります。

半抜きの方が、比較的複雑な形状で抜くことができます。
※1半抜き…台紙を残してシールのみハーフカットすること
※2全抜き…台紙ごと型抜きするダイカット仕上げのこと

半抜き全抜きと比較画像

シール・ラベル印刷を得意分野とする私たちにとって、
皆さまのシール・ステッカーライフに、少しでもお役に立てれば幸いです!

  • 今回紹介しました 「型抜き加工」以外にも様々な後加工・特殊加工の作成実績がございます。
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