シリーズでお伝えしている『シール・ラベルの基礎知識』。
最終回となる今回は、“シールのおもな加工方法” について紹介いたします。
シール・ラベルを提案する際や見積書面に頻繁に使われる用語ですので、
是非とも参考にしてください★
■半抜き
台紙(セパ)は抜かずに、シールの部分のみを型抜く加工。
■全抜き
シールを型抜きで台紙ごと抜き落とす加工。
■全半抜き
全抜き+半抜き。つまり、シールの各ピースは台紙からはがせる状態で、外周はすべて
抜き落とす加工。
■化粧断裁
四方を断裁して仕上げる方法。
■シートカット
ロール状の台紙を、指定の面付け数でカットし仕上げる方法。
■カス上げ
半抜きシールの不要な部分を取り除くこと。
■裏スリット
シールを貼りやすくするための、台紙裏に切り込みを入れること。
いかがでしたでしょうか。
以上、全3回にわたりシール・ラベル印刷の「基材の種類」「粘着の種類」「加工方法」
についてレポートしてまいりました。
「シールの秘密 = 宇宙の秘密」 といわれるとおり、
シール・ラベルにはまだまだ秘めたる可能性(=伸びシロですね。)があり、
それを追求するのは、私たちの日々の研究とたゆまぬ営業努力 そして
みなさまからの貴重なご意見とアドバイスあればこそ!です。
最後になりましたが、恒例のなぞかけで締めさせてください。
「シール・ラベル」とかけまして、「一級河川」と解く。
そのこころは、、、
広大な「かこう」を持ち、私たちの暮らしを豊かにします。
こりゃまた失礼いたしました! っと。